九州地整と意見交換会、PCa製品活用促進を要請 九州PCa協議会  

九州のコンクリート製品業界3団体で構成する九州PCa協議会(会長=岸川健太郎氏)は2月22日、国土交通省九州地方整備局との意見交換会をオンライン形式で開催した。開催は今回が4回目で、九州地方整備局から森下博之企画部長、竹下卓宏技術調整管理官ら12名、協議会側から九州コンクリート製品協会の岸川健太郎会長ら10名が出席。施工者提案で現場打ちからPCaに変更となった九州地区の14事例を紹介し、「当初現場打ちコンクリートで発注された物件が、熟練工不足や工期短縮などの理由によりプレキャストに変更となった事例が多数ある」と説明。施工業者側にも、直工費が割高でもVfMの観点からプレキャストを提案する流れが生まれているとして、発注段階からのプレキャストの積極採用を要請した。

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