コンクリート分野のCN、需要側の対策も必要 国立環境研究所  

国立環境研究所は脱炭素化が比較的難しいとされるセメント・コンクリート部門で、2050年カーボンニュートラル(CN)達成方法について検討結果を公表した。セメント・コンクリートの供給側と需要側のCO2排出削減策16項目について調査してCN達成方法を検討したもので、エネルギー効率改善や燃料転換、セメント原料の代替、低炭素型セメント、炭素回収利用技術(CCU)などにコンクリートの炭酸化によるCO2吸収量を加味しても供給側の対策だけでは、CN達成に必要なCO2排出削減量に約20%(400万トン)届かずCN達成は困難となる可能性があると指摘。素材を過剰に使用する設計の回避や、建築物の長期利用、都市機能の集約化、解体部品の再利用など需要側の対策を組み合わせて早急に実施することが、CNを達成する上で不可欠と分析した。

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