セメント価格を来年1月から値上げ 太平洋セメント

太平洋セメント(本社、東京都文京区小石川、社長=不死原正文氏)は6日、2022年1月出荷分からホワイトセメントを除く各種セメントの販売価格をトンあたり2000円値上げすると発表した。値上げは17年12月以来3年10ヵ月ぶり。セメント製造の燃料となる石炭価格が、中国の需要増加や産出国からの輸出停滞の影響を受けて大幅な高騰を続けており、今後も一層の価格上昇が避けられないこと見て、セメント販売価格への転嫁を決めた。最大手の太平洋セメントが値上げを打ち出したことで、同業各社も太平洋セメントの値上げ額に近い形で追随値上げを打ち出すと見られる。

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