新型RT開発、クローラーが双方向移動 タイガーマシン製作所 

タイガーマシン製作所(本社、岡山県高梁市落合町、社長=北原剛正氏)は、新型のラックトランスポーターを開発した。即脱プラントの成型機から出てきた製品を、スチールパレットごと養生ラックに収納し養生室へ搬送すると共に、養生工程を終えた製品とスチールパレットが収納された養生ラックを、パッケージラインに搬送する二つの役割を担う。トランスファーカー(親トラバーサー)とクローラー(子トラバーサー)の二つの装置で構成し、ラックトランスファーカーの上にクローラーを載せて所定の位置まで搬送すると、クローラーが移動して決められた養生室へラックを収納・回収する仕組み。WiFiによる信号の送受信やIoT技術を導入するなど利便性が大きく向上した。またクローラーが双方向に移動できるように、レイアウトは両側に配置した養生室の中央をトランスファーカーが移動する方式を採用。パレット枚数を確保しがら多品種量産向きの養生室を多数配置できるようになった。

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