サンゴ由来の建材開発、建材・住設EXPOに出展 沖坤

沖坤(本社、沖縄県名護市字久志、社長=宮城勝氏) は、自社で開発した沖縄産サンゴ由来の建材「琉球の塗壁」を6日から8日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された第6回[高性能]建材・住設EXPOに出展した。沖縄県内の販売が好調なことを受け、今回の出展を機に首都圏をはじめ県外市場への普及を目指す。「琉球の塗壁」は、死滅したサンゴが長い年月をかけて波や海流による水洗いや破砕を繰り返して白化し、砂状になったものが海底に堆積した風化造礁珊瑚のうち、県の許可を得て採取したものを主原料に、漆喰(消石灰)などを粉体化してプレミックスした沖縄オリジナルの内装用塗り壁材(1袋20㎏)。微細な空隙を持つ天然由来の多孔質物質で、調湿・消臭効果やホルムアルデヒドの吸着分解、防カビ効果があり、子供のいる家庭でも安心して使用でき健康な住空間を作り出すことができる。

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