35年までにネットゼロ実現、提携先へ技術移転も 會澤高圧

會澤高圧コンクリート(本社、北海道苫小牧市若草町、社長=會澤祥弘氏)は20日、創業100周年を迎える2035年までに、温室効果ガスのサプライチェーン排出量を実質ゼロにする「NET ZERO2035」を達成すると発表した。自己治癒コンクリート「バジリスク」や低炭素コンクリート製造技術「カーボンキュア」など、コンクリートスマートマテリアルや再生可能エネルギー等の革新技術で、35年時点のコンクリートサプライチェーン排出量の実質ゼロを実現する。また、「ネットゼロ運動」をコンクリート業界に拡げるため、コンクリート製品企業や生コン企業への包括的な技術移転も進める。23年3月末までに、第1段階としてコンクリート製品メーカー50社、生コンメーカー50社をパートナーに選び技術提携を進める。

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