aNET ZERO 蓄電コンクリートを初出展 脱炭素経営EXPO開催
aNET ZEROイニシアティブは、2日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「第4回脱炭素経営EXPO」に出展した。同展で最大級の広さのブースを確保し、パネル展示以外にもブーズ内ステージやデモコーナーを設けて、多彩な脱炭素テクノロジーを様々なアプローチで紹介した。 中でも注目を集めたのは、主催者の會澤高圧コンクリート(北海道)が米マサチューセッツ工科大学(MIT)と共同で社会実装を目指す蓄電コンクリート「ec3」。今回が初出展で、コンクリートにカーボンブラック(炭素を主成分とする粉末状物質)を投入して「発熱するコンンクリート」や「電気を蓄えるコンクリート」へと変える仕組み、脱炭素住宅への応用例、MITと設立したコンソーシアムなどについてパネルで紹介。デモコーナーでは、実際に電気を蓄えた小型モジュールを、小型の扇風機やロードヒーティング用パネルに接続して、ファンを回したりパネルを発熱させたりする実演を行った。
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