人工石灰石配合PCa 大阪万博会場に納入 草竹コンクリート 

 草竹コンクリート工業(本社、奈良市南京終町、社長=草竹晃司氏)は、CO2再資源化人工石灰石を使用したプレキャスト製品を、大阪万博住友館パビリオンの外構工事に納入した。CO2再資源化人工石灰石は、カルシウムを含有する多様な廃棄物などからカルシウムを抽出し、セメント工場から排出されるCO2と反応させて製造される石灰石。住友大阪セメントが生成に成功したもので、天然石灰石に比べて純度は同程度で粒径が揃っているという特長がある。草竹コンクリート工業は住友大阪セメントと共同で、プレキャスト製品コンクリートの示方配合を検討し、CO2再資源化人工石灰石を使用して地先境界ブロックA、 片面歩車道ブロックA、上ぶた式U形側溝本体(180、240)を製造。住友館の東側にある芝エリア周辺の外構工事に採用となった。

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