脱炭素アクションプラン 低炭素コン原則使用へ 国交省27年度から   

 国土交通省は21日、直轄土木工事を対象とした脱炭素アクションプランを策定し、短期・中期・長期のロードマップと共に公表した。コンクリートの脱炭素化では、コンクリート製造時にCO2排出量の少ない原料を活用するともに、CO2をコンクリートに固定・吸収する新技術を活用して脱炭素化を促し、建設現場における脱炭素化の取り組みの底上げを図る。製造由来のCO2を大量に排出するセメントを、高炉スラグ微粉末やフライアッシュに55%以上置換した製品の試行工事発注を通じて市場性を検証し、27年度以降に用途等を指定して使用を原則化。30年度以降、段階的に対象を拡大し置換率の引き上げも検討する。

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