中長期ビジョン、売上高4000億円へ 住友大阪セメント 

住友大阪セメント(本社、東京都港区東新橋、社長=諸橋央典氏)は11日、2035年のありたい姿を示した中長期ビジョン「SOCビジョン2035」と、2023年度から25年度までの中期経営計画を公表した。コロナ禍や不安定な国際情勢に伴う外部環境変化で22年度までの中期計画が未達に終わったことを踏まえ、SOCビジョン2035では、①徹底した差別化・独自スタイルによるチャレンジャーとしての存在感②時代の要請に応えられる環境解決企業③脱石炭への挑戦―を通じて「存在感のある会社」を志向する。23年から35年の間にカーボンニュートラル投資や成長投資を中心に約5000億円を投資し、新規事業の創出を含めて事業ポートフォリオをセメント事業50%、セメント事業以外50%に変革。売上高4000億円、営業利益400億円以上の実現を目指す方針。

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