3DCP住宅、珠洲市内に完成 セレンディクス
セレンディクス(本社:兵庫県西宮市、社長=小間裕康氏)は、能登半島地震と9月の豪雨で甚大な被害を受けた石川県珠洲市内に、3DCP製の住宅1棟を建設した。 建設したのは二人世帯向け3DP平屋住宅「フジツボモデル(セレンディクス50)」。2人暮らしの利用を想定した1LDK(床面積50㎡)で、一般住宅と同じようにキッチンやバス・トイレを備える。構造は鉄骨コンクリート造で、建築基準法に準拠。価格は550万円。群馬、愛知、熊本3県の協力工場が保有する3DCPを使ってパーツを出力し、現場でパーツを組み立てた。通常は着工後、組み立てまで平均約2週間で完了するが、道路事情が悪いため約2週間を要した。組立て後、内装を施し9月末に完成した。
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