豪社とCCUで協業 MCiに7.5億円出資 UBE三菱セメント 

UBE三菱セメント(本社、東京都千代田区内幸町、社長=小山誠氏)は1月29日、オーストラリアのCCU(CO2の回収・有効利用技術)企業、MCiカーボンと出資および協業に関する契約を締結した。MCiは蛇紋岩や鉄鋼スラグにCO2を固定し、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウム炭酸塩などの炭酸カルシウムを製造する技術を有している。UBE三菱セメントは、MCiカーボンに500万米ドル(約7億5000万円)を出資。MCiとの協業を通じて、自社セメント工場で排出するCO2を、廃コンクリートや製鉄工程で生じる副産物(スラグ)に固定化し、炭酸塩を低コストで製造する実証技術の確立を目指す。

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