防護柵支柱を効率補強 PCa企業ら優秀論文賞 土木学会
土木学会は2月20日、2024年度インフラメンテナンス賞の受賞者を発表し、「基部が腐食したガードレール支柱を簡単・低コストで補強する新工法」が優秀論文賞を受賞した。著者は林和彦氏(香川高等専門学校)、飛鷹政亘氏(丸治コンクリート工業所)、酒井凌氏(カンケン)、福山裕史氏(同)、渡井忍氏(マックストン)。研究チームは、既存の鋼管支柱の内部に鉄筋コンクリート部材を挿入し、一体化させることで補強する新たな工法を提案し、その有効性を実験と数値解析により検証した。実験および解析を通じて補強工法の効果が明確に示されており、今後のガードレール維持管理業務の省力化およびコスト削減が期待できる点が高く評価された。
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