超低炭素コンに環境大臣賞 バイオマス灰を資源化 オープンイノベ大賞
閣府は2月5日、第7回日本オープンイノベーション大賞の受賞者を発表し、北九州市立大学ら5者から成るプロジェクト「超低炭素型コンクリートを社会実装するための木質バイオマス燃焼灰の資源化技術の実証開発(代表・国際環境工学部、高巣幸二教授)」が環境大臣賞を受賞した。北九州市立大学、京都大学、西松建設、日本アイリッヒ、響灘エネルギーパークが進めている取り組みで、普通コンクリートに比べてCO2排出量を60%以上削減する。開発した超低炭素型コンクリートで普通コンクリートを代替してCO2排出量を削減し、地球温暖化防止対策に貢献すると共に、超低炭素型コンクリートの放射熱の低さを活かして駐車場等の路盤材料等に使用して、ヒートアイランド対策とすることも目指している。
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