資材高騰で臨時情報、異形棒鋼14年ぶり高値 経済調査会  

経済調査会は18日、資材価格の高騰に関する臨時情報を発表した。経済調査会が行った2月調査に基づく建設資材価格指数(2015年度平均=100)は建築・土木総合で138.9(東京地区)と、前年同期比26.6ポイントまで上昇し、異例の上昇基調が続いているという。積算資料の4月号(3月10日までの調査結果、東京価格)では、異形棒鋼がトンあたり前月比5000円上伸の10万1000円となり、およそ14年ぶりに10万円台まで上伸した。前年同月との比較では2万3000円と約3割も上昇した。また、鉄スクラップもトンあたり8000円上伸し5万500円、軽油(ローリー渡し)がキロリッターあたり前月比5000円上伸して12万1000円となるなど、世界的な資源高に国内の建設資材の流通価格は敏感に反応して、多数の資材が全国的に上昇傾向となっている。

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