廃プラを改質し細骨材に 會澤高圧コンクリート

會澤高圧コンクリート(本社、北海道苫小牧市若草町、社長=會澤祥弘氏)は7月15日、廃プラの大量リサイクルとコンクリートの低炭素化を同時に進める新たなスマートマテリアル事業に参入すると発表した。マサチューセッツ工科大学(MIT)の基礎研究から生まれたプラスチック改質技術を応用し、改質プラスチック廃棄物(改質廃プラ)をコンクリート内部に固定化する技術を利用する取り組みで、同社はMITのスタートアップであるMiConテクノロジー(米、マサチューセッツ州ケンブリッジ市)と5月1日、共同開発契約(JDA)を締結。両社は今後2023年春の実用化を目指して、移動式の廃プラ改質装置やリサイクルモデルの開発に共同で取り組む。

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