継手のZスパイラル工法、100年耐久で適用拡大 奥村組・昭和コン

奥村組(本社、大阪市阿倍野区、社長=奥村太加典氏)と昭和コンクリート工業(本社、岐阜県岐阜市、社長=村瀬大一郎氏)は、両社が共同開発した継手工法「Zスパイラル工法」を用いて接合し、縦目地で一体化したPC床版が、輪荷重走行試験で100年相当の耐久性を有することを輪荷重走行試験で確認したと発表した。

横目地の接合には、これまでループ継手が標準的に用いられてきたため、Zスパイラル工法で接合した場合に、幅員方向をPC緊張して一体化しても十分な疲労耐久性を確保できることを確認する必要があった。今回、Zスパイラル工法で横目地接合した床版を、縦目地で一体化した実規模の床版供試体を作成して輪荷重走行試験を実施。100年に相当する耐久性を持つことを確認した。

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