新市場の選択結果を公表、アジアパイルがプライム 東証

東京証券取引所は11日、4月4日に実施する株式市場再編後の全上場企業の所属先を公表した。現在の1部、2部、マザーズ、ジャスダックの4つの市場区分を、世界経済をリードする企業向けと位置づける「プライム」、国内経済の中核「スタンダード」、高い成長性を持つ「グロース」の3市場に再編する。東証の株式上場市場再編は2部を新設した1961年以来60年ぶりで、投資家にわかりやすい株式市場を目指す。実質最上位の「プライム」は、流通株式時価総額100億円以上、流通株式比率35%以上などの条件を満たし、海外も含めてさまざまな投資家と建設的に対話しながら企業価値向上を図る企業が対象で全上場企業3,777社のうち1,841社が上場する。

 建設関連では、大林組や鹿島建設、清水建設、大成建設ら大手ゼネコンをはじめセメント大手など、多くの企業がプライム市場を選択。コンクリート製品関連では、アジアパイルホールディングスがプライムを選んだ。

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