材料由来CO2約4割削減、低炭素コンTUTUMU 上田商会
上田商会(北海道登別市新川町、社長=上田朗大氏)は9日、低炭素型の「エシカルコンクリート TUTUMU(つつむ)」を使用したコンクリート製品の販売を開始した。エシカルコンクリートTUTUMUは、使用するセメントの一部を産業副産物のフライアッシュや高炉スラグ微粉末に置換したコンクリート。短期強度は配合修正により通常のコンクリートと同等で、中長期の強度は普通コンクリートよりも増大する。一般的なセメントを使用したコンクリート製品に比べて、材料由来のCO2排出量を平均42%、1トンあたり約50㎏削減できる。同社は従来のコンクリート製品と同価格で環境負荷低減型コンクリート製品を提供し、建設業のカーボンニュートラルへの適応に貢献する考え。
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