環境コンクリでPCa製品、ケイコンと共同技術開発 鴻池組 

鴻池組(本社、大阪市中央区北久宝寺町、社長=渡津弘己氏)とケイコン(本社、京都市伏見区淀本町、社長=荒川崇氏)は25日、従来品と同等の性能で、CO2排出量を大幅に削減することができる環境配慮型コンクリート「Kcrete(ケイクリート)」を用いたPCa製品の製造技術を共同開発したと発表した。両社は、環境配慮型コンクリート「ケイクリート」を用いたPCa製品をケイコン京都工場で製造。CO2排出量を最大110%削減(カーボンマイナス)または72%削減しつつ、従来品と同等の生産性と性能を実現し、生産性と強度発現性が従来品と同等であることを確認した。また、製品を屋外で1か月暴露した後、トレント法により透気係数を測定したところ、5段階評価で最も高いグレード「優」の測定結果となり、優れた緻密性を有することも確認した。

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